10年前の「足跡」

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足跡_98_1
この写真, 10年前の一月の足跡です
初めてのおつかいシリーズじゃないけれど
まだ不慣れだったスタッフが一人で現場に行ってつけた足跡です
本人はその晩、こんなこと言ってました
「暗かったんで良くみえなかったんでス なんか足下の感触が柔らかいなっては思ったんですけど」
翌日、現場に行って写真撮って来ました
見た瞬間、大笑いでした
「ここまでしっかり足跡着けられるやつは他にはいない,往復するなんて たいしたもんだ、このバカたれ!」
本人、でかい身体でメゲテました
さあ、始末書いて、メシでも食ってけ
足跡手紙_98_3
足跡打ち上げ_98_2
今現在の彼、他の仕事をしながら、大好きなサッカーを子供達に教えてます
凝りもせず、メゲテもメゲテもグランドに足跡つけてます
精一杯、その結果出来た足跡は、なんて楽しいんだろう
これからも いっぱい足跡つけましょう
良い足跡 悪い足跡 そんな区別はありません
君と出会えたから 君の足跡見ることできました
その時は、困り果てた足跡も,今では楽しげに踊って見えます
君と出会えたから 君の足跡見ることできた
君と出会えたから 笑うことが出来た
ありがとう 裕人
ワールドカップが巡る年は、必ず君を思いだします。

2 Responses

  1. MUKU

    こんにちは、
    私、このブログ(10年前の足跡)大好きです。
    まさに、マリヨステンドグラスさんの素晴らしさを感じました。
    足下の感触が柔らかいなって、、、。(大笑い)です。
    始末書の
    初めてステンドグラス取り付けた時の感動
    パネル一枚作り上げた時の嬉しさ
    金稼ぐだけではない、仕事で人間的な事学べると思います。
    と書いた青年の心の素直さ、ばつの悪そうな顔、可愛いなーと
    それを、バカたれ!て叱ってはいるが、面白がって
    いる、小林さんの懐の深さ、スケールの大きさ、ヤハリ大人だなと、たいした人です
    やはり、素敵な作品作り出す工房だなて、、、。
    利益追求の世の中こんな、日常のひとコマでほっとしました。

  2. 小林一夫

    こんな事ブログに書いていいのだろうか
    自分の会社の失敗を自ら暴露して
    何をやってんだお前 というお叱りの言葉がきてもおかしくない
    ブログアップした後、削除したほうがいいかなって思いました
    でも、このコメントが、一つの言葉のパワーが 
    そんな気持ちをふきとばしてくれました
    削除はしないで残すことにします。
    お客様・建築関係の皆様、迷惑おかけしました
    でも、あの時、みなさんが許してくれた
    懐の深さ、スケールが大きいのは私ではないです
    私はただ みなさんの真似をしただけです
    青年も、今頃真似していると思います
    凝りもせず、メゲテもメゲテもグランドに足跡つけてます
    私も今、青年を真似ています。

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