森のステンドグラス物語 第十話 空から落ちた少年

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ピョコが目を覚ますと、あたりはすっかり明るくなっていました
雨あがりの空からの光が木漏れ日となって
花や葉の間に降りそそいでいます。
森のステンドグラス物語 第十話-1
(ピョコ)
おはよう (^_-)-☆
わ〜 空から光が滝のように流れている
光も おはよう (^_-)-☆ って 私を見てくれている
綺麗だな〜 光って・・・。
『色は光が作り出すものだよ』・・・。
そうか、お花の色や葉の緑は光が映しだしてくれるんだ
私の緑も私自身も。
森のステンドグラス物語 第十話-2
水滴が連なって輝いている
大きい丸、中ぐらいの丸、小さい丸
いつかくっついて もっと大きい丸になって
水滴さんも背中丸めて、ぽつんと一人になることあるんだろうね
でも、一人じゃ輝けないよ
互いにキラメキき(逢って)
みんなが輝き(合って)
大きな光の輪になって
大空で
みんなで縄跳びごっこをしている。

♪空から落ちた少年
空から落ちて来たんだ 神様に叱られ て
一人じゃ淋しいから  誰か僕とあそぼう
暗い夜が恐いなら 淋しい時間にいるならば
星の友達呼んでくる いっぱい いっぱい  いっぱい
七色のおふね乗って 僕は何処にでもゆける
雨と空と雲は 昔からの友達
虹の輪っかで僕たちは 縄跳びごっこをしているよ
みんなもいっしょに遊ぼうよ いっぱい いっぱい いっぱい
僕は空に帰るけど いつも君を 見ているよ
雨あがり晴れた日 空高く見てごらん
虹が見えたら大空で 縄跳びごっこをしているよ
虹は僕らの 友達の約束 約束 約束
虹が見えたら大空で 縄跳びごっこで遊ぼうよ
七色おふねの 僕たちの笑顔が 見えるよ 見えるよ
詞・曲 小林一夫

森のステンドグラス物語 第十話-3
参考資料
W-Residencのステンドグラス(東京都大田区) マリヨステンドグラス制作
回帰(Kaiki)第10回 日本ステンドグラス協会展出品作品
東京展 ギャラリーパレス
京都展 京都文化博物館

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